
MIKADO INTERVIEW on TAKARAJIMA
![]() Live@Ink Stick, Tokyo Mar/'85 |
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−結成のキッカケを教えてくれる? P私はグレゴリーと会う前から歌ってたの。ララという人と一緒にね。ララを通じてグレゴリーに会うことになったんだけど、本当は一目会うなりグレゴリーに気に入られようと思ってヴォーカルをやりたいって言ったの(笑)。 G僕達はお互いにエゴイストだけど性格的には全く反対なんで気が合うんじゃないかな。遊びでミカドを始めたんだけど(笑)。 −ライブでは、テープを多用しているけど... Gレコーディングでまずテープを作って、ライヴの時にもついでにこれを使おうって。バックバンドを探す手間も省けるし(笑)。 −フランスの音楽状況はどうなのかしら。 GラジオやTVは権力的に動いているんだ。自由放送もあるけど今やオンエアする為にはクオリティよりコネ、お金がモノを言う。いくらいい物を作っても「良いね」とは言ってくれるけどオンエアはしてくれない。けれどこういう状況はアーティストにとってもだけれど、マスコミにとっても残念なことだと思うよ。 −ライヴに来る人はどうなのかな。 Gフランスでは日本より若いコが多い。僕達は、子供達は正直だから気に入られるのは難しいと思ってるので、若いコ達が来るのは嬉しい。 P私達の共通の友人で4歳の子供のいる女性がいるんだけど、彼女に私達のレコードをプレゼントしたら、4歳の子供の方が気に入っちゃって、その子がレコード聴いてばっかりなの(笑)。 |
![]() Their second coming in Japan |
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Gフランスの人達、特に大人は目新しいものに慎重で、聴いたことのないタイプの音楽を受け入れないんだ。ミカドは伝統的なシャンソンじゃないし、そうかといって典型的ロックでもないから難しい。だけど若いコは僕達のようなサウンドも受け入れてくれる。日本のファンと同じように。 −今度リタ・ミツコがフランク・チキンズと来日してライヴをするけれど。 Pリタ・ミツコはフランスで1番好きなシンガー。ユーモアのセンスがあるし。フランスでも彼女が知られ始めたのはごく最近のことなんだけれど。 G他に僕達が気に入ってるミュージシャンにサロン・ミュージックがいる。いろんなものが氾濫している中で全然コンプレックスがないのがいい(笑)。 −ミカドの曲は2人で共作のものもあるけどケンカにならない? Pそれはもうしょっ中(笑)。でもケンカするのは必要なことだと思うの、いい曲を作る為に、それとあと愛情の為にもね(笑)。 −映像的なものへの興味は? Gいつか映画を作ってみたいね。僕ら役者兼監督で、パスカルは女優。面白くて楽しくて哀しい映画。素晴らしい映画には必ずそういう要素があって曲作りのインスピレーションが浮かぶ。 P好きな監督はゴダール、トリュフォー、エリク・ロメールなんかね。 −これからやりたいことは? Gミカド独自のサウンドを出していきたい。それから日本のファンの皆さんに、私達を暖かく受け入れてくれて、とてもいいコミュニケーションをありがとう。
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| PARISの薫る風 「宝島」1985年6月号掲載 インタビュアー:藤野ともね |