

![]() |
face A:
L'AMOUR TOUJOURS
face B:
SCANDAL NIGHTS
久しぶりの日本人アーティスト。ベルギーのグループ「テレックス」の名曲のカヴァーだし、ヨーロッパでリリースされ、ツアーにも出かけたのだから、フレンチテクノポップとして取り上げてもいいだろう。
越美晴は、独特のスタンスを保ちながら現在も第一線で活躍するアーティストだが、このシングルは彼女のテクノポップ転向後の最初のアルバム「チュチュ」がドイツのPICK UPレーベルからリリースされた際にシングルカットされたもの。テレックスのメンバーがプロデューサーの細野晴臣のファンであり、細野氏も彼らのリオの仕事を気に入っていたために、トントン拍子に共演が決まったらしい。
翌年、彼女は再び同レーベルから「パラレリズム」を発表し、ベルギー、ドイツ、オランダ、フランスを巡るヨーロッパ・ツアーを行っている。タイトル曲は原曲に忠実な哀愁を秘めた出来上がり。このレコーディングセッションが後期YMOの音のスタンス (インスタントなリズムボックスの導入など) をつくるきっかけになったことは、細野氏が公言しており、そんなことを考えながら聴いてみると感慨深いシングルである。